MIRROR OF ES Diary
音楽制作メモやら音楽機材、生活グッズレビューを中心とした日記です。
Lucid SSG192導入 クロックジェネレーターは効果あるのか? 検証途中記事
クロックジェネレーターを入れようと思った理由は

・デジタルノイズ発生原因の追求

に他ならない。

HD I/Oを
エクスターナルのADATに設定して
外部ADAT接続可能マイクプリアンプに繋げると
デジタルノイズが発生しないというところからすべては始まった。




ADATインターナルとして動かしたのは
Focusrite OctoPre Mkll DYNAMIC。

この機種は
Focusrite OctoPre Mkll DYNAMIC本体を
インターナル設定にしないとADAT端子接続先に出力されない。
なので、この機種がマスタークロックになるという。

いままで気にもとめなかったクロック。
HD I/O単体での運用時は当然インターナルでも問題ない筈なのだけど
どうもこのときとOctoPreのときとを比較すると
OctoPreをマスターにしているときはノイズがなく、
HD I/Oのときはたまにプチノイズが入るのだ。

そもそもこれ自体が異常な気がするのだが事実は事実。
故障しているとも思えず悩ましい症状ではあるが
たまたま多チャンネル録音が多かったため、
さほどインターナルを使うことはなかった。

ところがボーカルのみでOctoPreの電源を落としているときに限って
プチノイズがあがるのだ。
不思議な現象としては録音したデータにはノイズは入っておらず、
視聴中にノイズが発生するというもの。

そこでマスタークロックジェネレーターを導入してみることにした。



AVIDからもクロックジェネレーターは出ているのだが、
そもそもAVIDのHD I/Oが怪しい可能性があるため
今回は避けた。


次にAntelope Audio クロックジェネレーター ISOCHRONE OCX-Vを考えてみた。

が、クロックジェネレーターのために数十万払うべきなのだろうかという疑心暗鬼。

それならば、取り急ぎかつての機種を使ってみようということに。

そこで Lucid SSG192とLucid GENx192が候補に。

どうもSSG 192のほうが古いようだ。

しかしこの二機種、性能が違う。


GEN x 192は二つのアウトプット出力があり、
高性能なクロック分配機としても使用可能というのが魅力。

SSG 192は
MA/レコーディングスタジオの為の マスタークロックジェネレータ
という謳い文句の通り、ビデオ関係のシンク機能も備えている。
構築したスタジオにおいて、ビデオ関係がまったく使われないとは
言い切れず、この機種を導入してみることにした。
lucid ssg192

※現在、どちらの機種も中古相場は4〜6万くらいの様子。


早速HD I/Oに繋いでSSG 192をインターナル、HD I/Oを
ワードクロック(エクスターナル)にしてみた。

まだ検証途中ではあるが下記のようなことが起きている。

・SSG192をインターナルにした場合、HD I/Oをインターナルに
 した場合でまったく同じ配線にて同じHAの音量を最大にして
 アナログノイズ量を目と耳で確認。
 明らかにSSG192のほうがノイズが少なくなる。

・SSG192をインターナルにした場合で2度、
 Protools HDがシンクエラーにてMacごとフリーズした。
 SSG192の256x SuperclockとHD I/Oを接続するとシンクエラーになる
 ことがわかった。

96 I/Oでは
External Clock In and Out (1x Word clock or
256x SuperClock) for synchronizing with external devices
となっている。

どうやら
スレーブ・クロック (またはSuperClock) は、
256x サンプルレー ト で動作する レガシー
Pro Tools|24 MIX オーディオ ・ インターフェース
(888|24、 882|20、 1622、 ADAT Bridge など)
により使用される専用のクロック形式らしい。
※SYNC HD説明書に詳細あり

HD I/Oの説明書に256xの件が触れられていない。

ノイズ関係も良好で今のところクロックジェネレーターの
導入により、さらなる安定運用ができるように思えるが
こういった効果があるという確証には
もう少し検証が必要そうだ。

この手の問題は本当に難しく、

デジデザイン時代にはこのようなPDFが発行されている。

192 I/Oでの検証なものの、

192I/Oよりもエクスターナルクロックのほうがジッター量が多い

という。

しかし、現実的に問題なのは音がよくなるとかではなくまず如何に安定させるか。

例えば、
M-Audio Profire 2626とPreSonus社 Digimax D8を使用した
Profire 2626がマスターの設定でワードクロック同期をすると、
Profire 2626のコントロールパネル内でUNLOCKEDと表示され、
同期が出来ない問題。
この問題に対してメーカーは外部クロックジェネレーターを導入する
ことを解決策としている。

思い返せば、VS2480を使ったデジタル接続時も同様に
一般論であるレコーダーがマスターであるべきという概念が
覆され、VS2480がスレーブでのときのみ安定するという現象があり、
ローランドサポートの人といっしょに驚いたものだ。

安定を求めるにあたり、
環境を徹底的に疑いベストを尽くす。
こういった地道な努力が鍵。

テーマ:DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 - ジャンル:音楽

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