Metric Halo AAX対応プラグイン25%オフはともかく Metric Halo オーディオインターフェイス購入でAAX Production Bundleを無償でプレゼントは すごいサービスっぷり!!
たまたま、Metric Halo LIO-8をマスタリング制作のために購入したんですが、 まさか無償プレゼント期間に購入できるとは偶然ながら大変ラッキーです♪

LIO-8、今まで使っていたRME Fire face UFXと比較して、 さらに分解能が高く、癖付けが少ない印象で、UFXでは分かりにくかった定位感と残響の減衰などが とても細かく表現されます。 UFXにしたとき、解像度の高さと定位感の分かりやすさに驚いたのですが、それを数段階上回る 性能をLIO-8は持っていました。 LI0-8は2010年に発売され、2009年に出たULN-8の機能を一部省略したモデルです。 省略部分は1-8のマイクプリとDSPエフェクトの大半。 とはいってもEQやコンプを備えたチャンネルストリップ、リバーブ、ディレイといった ベーシックなDSPエフェクトは搭載されています。 あとから各機能を本家サイト(国内はまだ未発売)から別売りながらも追加でき、 マスタリング用途としては最適なパッケージではないでしょうか。
 ↑ULN-8
なんというかひとつの究極系オーディオインターフェイスにたどり着いた感じです。 今までの自分の詰めの甘さがはっきり分かり、目指すサウンドを最初からすぐ構築しやすくなりました。 解像度が高いことは作業工程も緻密になり、より細かいエディットスキルを要求されますが、 そういった部分まで突き詰めることを想定しているならば、間違いなく早い段階で 高解像度インターフェイスの導入をするのがおすすめです。
さて、次にこの機種のアナログ端子について。 この機種では D-SUB25のアナログ/デジタル端子を備えており、 通常のキャノンはそのままでは差せません。 購入時点で差せる端子としては、スピーカー用バランスフォーンとギター入力用Hi-Z端子、 ヘッドフォンがメインとなります。
ただ、やはりなにもRECせずマスタリング専用として使うのはあまりに勿体ない仕様なので、 D-SUB25のケーブルについて調べてみることに。
 日本のMINETに表記されているULN-8/LIO-8用ケーブルは MIのロックオン曰く、特注ケーブルの一種で受注してからのケーブル作成なのだとか。 これの真相を確かめるべく、他店に在庫を確認してみたところ、基本的に取り寄せしかできないと。 どうやら通常、在庫ストックはないようです。楽天市場には在庫があるように一見見えますが 実際は違うようなので納期には注意が必要です。 そして、このケーブルは支払い完了後に作成開始となるため、ベルデン、モガミ等ケーブルメーカーを ある程度選んでメーター数も変えて作ってもらえます。 1-8中、2本だけ長くしたりとか臨機応変なオーダーにも応えてもらえます。 ただし、この特別オーダーはMI直か、ロックオンカンバニーに頼むことが基本となるようです。
このD-SUB、 インアウトだけで4万くらいはかかるので、じっくりどのメーカーが良いのか 悩んでいたところ、店員さんから、DIGIDESIGN / DB25 DigiSnake 12ft ケーブルの存在を教えてもらえました。 デジデザインのI/O用でなんとデジタルとアナログどちらにも使える仕様の D-SUB25ピンスネークケーブルなのだとか。 ノーマークでした。 DigiSnakeはDigidesign機器向けにデザインされたもので、 110Ωデジタル・グレードでデザインされているのだそうで、 110Ωなことからデジタル伝送(AES)もアナログ伝送にもこの一本で対応できると。 デジデザイン用とはいえ、規格としてはLIO-8に問題なく使用でき、 問題点があるとすれば、ケーブルの長さが決まっていることだけだそうです。 どういう取り回しが良いのかあれこれ考えていた中、このケーブルの存在は 非常にありがたく、価格もMetric Halo向けの特注ケーブルの半額。 AVID HD I/Oと将来連携することも考えているため、 すぐに購入決定しました♪
一式整い、ここで実験を。 LIO-8にはMIO CONSOLEという入出力を管理するソフトウェアがあるのですが、 これに録音機能があるのです。 録音先はUFXと違い、PCの指定したフォルダにダイレクトにWAV等で記録していく形式ですが、 これが素晴らしい効果を生み出しました。
使い方としては、LIO-8のDSUBアウトケーブルを直接DSUBインケーブルに繋ぎ DAWを再生しながらMIOで録音するだけです。 効果としてはLIO8の脚色とケーブルの脚色が加わるといったところでしょうか。 アウトボードをはさめば、さらなる効果も狙えます。 まさにマスタリングみたいな使い方ですね。
効果は絶大で、PC内でのMIX完結との違いが明確に分かります。 PC内での完結ではっきり分かるのは、中~高域のうるささです。 ボーカル処理なんかでいつも苦労している帯域ともいえ、 この部分が綺麗に纏まってしまうのが一度LIO-8からアウトさせ、再びインさせる 手法なわけです。とにかく中高域はとても美しく纏まり、デジタル臭さとは何なのか 痛感させられる感じでした。 ただ、個人的にLIO-8のアウトインでは低域が暴れる印象で、迫力はあるものの、 リズムがバラついてくだけたように聞こえてしまうのが少しひっかかりました。
アウトボードも手に入れたので、今後いろいろと調整していきたいと思っています。
さて、今回のLIO-8。 昨年の40%オフ最後の在庫を見つけることができ、さらに4月のキャンペーンにひっかかったため、 定価¥438,900が約\230,000。 DIGIDESIGN / DB25-XLRF DigiSnake 12ft スネークケーブルオス+メスで約\20,000 ここにMetric Halo AAX Production Bundle \61,950が無料でついてきたため、 およそ\188,050ほどの費用で環境を整えられたことになります。 この価格でAAX DSP/Nativeプラグインと最高級品質オーディオインターフェイスを 整えられるのは到底考えられない破格プライスです!!
今までも様々なセールがありましたが、今回のセールは 自身の環境に衝撃とハイクオリティを手に入れることができた記憶に残るものとなりました♪
LIO-8とULN-8は間違いなく満足のいく製品です。 MACのみの対応ですが、RME、APOGEE、MOTUと使ってきた身として、 確実にそれらよりクオリティの高い製品です!
で、RME UFXはスタジオにてPTHDの補佐用ダイレクトUSB-REC用として鎮座することになりました♪
 改めてUFXの音を聞いてみると、少しウェットで上品なサウンドなのだと実感できました。 脚色はないほうだと思ってましたが、LIO-8サウンドから考えると、RMEにもしっかり個性があるのだと 再認識できました。
さらなる強化にて、作曲、編曲、ミックス、マスタリング、効果音等音楽制作を承っておりますので お気軽にお問い合わせ下さい!! お問い合わせはこちらまで♪
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